2016年4月11日月曜日

愛情ホルモン「オキシトシン」

麻布大学で伴侶動物学を研究する菊水先生のグループが、犬と飼い主の関係を観察すると共に、
オキシトシンの濃度を測定しました。


その結果、犬が飼い主を見つめ、飼い主が犬にふれることで、お互いに心の絆を深めていくという
実験結果を発表。これらをまとめた論文が、米科学誌『Science』(2015年4月16日号)に掲載され
ました。




オキシトシンは別名「愛情ホルモン」ともいわれ、子供が親に甘えたり、目を見つめあうする事により、親も子供も体内で増加します。


人間の親子のような関係が犬と飼い主の間で生じているかどうかという研究が始まりました。


すると、犬に見つめられた飼い主はオキシトシンを多く分泌し、犬を撫でたり抱き上げたり話しかけたりする行動によって、犬もオキシトシンの分泌を増やし、また飼い主を見つめるというサイクルが回っていることを発見しました。


これはオオカミでは見られない犬の進化した形の表れらしいです。


ちなみに犬を飼われていなくても、スポーツを見て感動したり共感した時でもオキシトシンは分泌
されるとの事です。


オキシトシンに満ちた生活をしたいですね。





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