尿路(尿管・膀胱・尿道)、いわゆるおしっこの通り道にできた結石を「尿路結石」といい、
この結石ができてしまう病気を「尿路結石症」といいます。
結石ができてしまう原因はいくつかありますが、飲水量の減少による尿の濃縮、食事や
ストレス等による代謝異常、細菌感染による膀胱炎などが関連していると言われています。
また、遺伝的な要素もあるようで、尿路結石症になりやすい犬種もいます。
特定の尿路結石症になりやすい犬種は・・・
■ストラバイト結石:
シーズー、Mシュナウザー、ビションフリーゼ、コッカースパニエル、Mプードル
■シュウ酸カルシウム:
シーズー、Mシュナウザー、Mプードル、ヨークシャーテリア、ビションフリーゼ
■尿酸アンモニウム結石:
ダルメシアン
■シスチン結石:
ブルドッグ、バセットハウンド
■ケイ酸結石(シリカ結石):
ダックスフンド
この病気は、水分を十分摂ることが重要です。
日頃から、新鮮な水が飲めるようにしましょう。